おはようございます、
日曜・月曜とブログをお休みしてた
きよクマさんです。
別にお休みしてたからって
何かしてたわけではないんですが、
日曜日のブログを土曜に予約投稿してたので
48時間くらい書くのをやめたら
モチベーションがなかったです(笑)
でも、書きたいことが出てきたので
今日から再開していきます♪
リスティングNG案件ってありますよね?
アフィリエイトで大事なのはやっぱり案件選びだと思うんですが
その案件の中で、
企業がリスティング広告でのアフィリエイトサイトへの集客を
禁止していることってありますよね。
いわゆる、「リスティングNG案件」です。
このリスティングNG案件があると
僕たちPPCアフィリエイターは
この案件に手出しができないわけです。
でも、企業って、どういう意味で
リスティングNGを打ち出しているのでしょうか?
別に企業から見たら
SEOでもメルマガでもリスティングでも
成果を上げてくれたらなんでもいいはずですよね。
そこで、今回のブログでは
この「リスティングNG案件の意図」について
企業でリスティング広告をやっている
現役マーケッターの僕がお答えします☆
僕のアフィリエイト広告主としての経験
で、お答えしますって言いましたけど
「そもそもきよクマさんって、
アフィリエイトの広告主としての経験あるの?」
って思いませんか?
実際、今はアフィリエイトに出稿はしていませんが
2〜3年前まで
A8、moba8、トラフィックゲートあたりに
広告主としてアフィリエイトを出稿していました。
で、僕が広告主の窓口として
A8などのASPやアフィリエイターさんと
やりとりしていましたし、
SEOやリスティング広告でいいサイトを見つけたら
「特別単価を出すからウチを掲載してくれ」と
掲載依頼も出していました。
ですので、今回はその経験をもとに
お答えしたいと思います。
リスティング一部OKの場合
で、うち自体がどうしていたかですが、
うちはリスティングを全面禁止にはしていなくて
商標名などの特定のキーワードのみNGにしていた
「リスティング一部OK」の広告主でした。
こういう
「リスティング一部OK」の意図は、簡単です。
単純に
「CVRが高い商標名でのライバルを減らしたい」
という意図です。
いわゆる商標名で検索してくれるユーザーって
うちのことを知っているユーザーなので
すでに濃いユーザーなわけですよ。
で、うちは中小企業なので、
うちのことを知ってくれてるのって
今まで広告でアピールしてきたというのが
理由なわけです。
いわゆる、今までの広告などの投資で
顧客になりそうなユーザーを育ててきたんです。
にも、かかわらず、リスティング全てOKにすると
そういう濃いユーザーを「横取り」されてしまうわけです。
あと、せっかくライバルがいないはずの
自社のキーワードなのに、
リスティングOKだとアフィリエイターに
広告を出稿されてしまいますので、
商標で検索された時に、うちの広告が目立ちませんし
上位で表示しようと思ったら広告費が高くなっちゃうわけです。
で、せっかく、新規顧客を効率良く獲得したいと思って
アフィリエイトに出稿しているのに
自社のリスティングのところで効果が悪くなるのって
本末転倒じゃないですか?
なので、そういう
「商標名でのライバルを減らしたい」という意図で
リスティングを一部OKにしています。
リスティングNGの場合
でも、逆に言うと、
単純に「商標名でのライバルを減らしたい」という
理由であれば、ほとんどの広告主が
リスティング一部OKにするはずで
リスティングNGにはならないはずですよね。
でも実際にはリスティングNGの会社さんがある。
これは、以下の2つ理由があると考えられます。
あっ、ウチ、「リスティングNG」にはしたことないので
これはただの推測になります(笑)
リスティングNGの理由1:ブランド戦略(イメージ戦略)
これは一つの理由だと思います。
企業には時間をかけて
「こう見られたい」という思惑があり、
それを広告を見ながら、顧客層にアピールしています。
ただ、これがアフィエイトサイトが絡んでくると
そうにもならないわけです。
アフィリエイトサイトって、何書かれるか分からないですよね。
ですので、広告主と違う意図のアピールをされることで
せっかく培ってきたイメージが崩れる場合もあります。
で、アフィリエイトを依頼している以上、
それは仕方がないとは思うんですが、
リスティング広告の場合って、お金をかけてアピールするんで
多くに広まる可能性があるわけです。
アフィリエイター1人で出来ることって知れてますけど
アフィリエイターが数千人集まれば
アフィリエイター1人が1日10000円の広告費を使ったとしたら
1日数千万円の広告費が投じられるわけです。
それだけあったら、1企業がアピールしている
イメージ戦略が無駄になってしまって
違う方向性でイメージがつくことも避けられないわけですよね。
そういう意味もあって、
「こういうイメージを定着させたい」という意図がある企業は
リスティングNGにすることもあると思います。
※
よくアフィリエイト案件で
「企業名(商標名) 求人」でSEO対策しないでください
という申し書きが提携条件に書いてあると思うのですが
そういった場合も、たいていの理由がそれですね。
リスティングNGの理由2:顧客の質確保のため
これ、よく言われることなのですが
「広告」経由のお客って
「自然検索」経由のお客に比べて
客の質が悪いです。
まぁ、自然検索の場合、
少なくとも自分で意識しながらサイトを見つけてるのに対し
広告経由のお客さんって
「そこに広告があったからクリックしただけ」
みたいな受動的な顧客であることが多いのが原因と言われています。
なので、せっかく、アフィリエイトを使って、
新規顧客を獲得したとしても
その新規顧客が使い物にならないような
もっと言うと売り上げにもならないような、
最悪クレーマーになりうるような顧客だったら
新規顧客獲得の意味がないんですよね。
つまり「質の悪い」顧客です。
で、自社サイトで獲得した顧客だったら
まぁ、一定数、そういう顧客が混じってても
仕方ないと感じるのですが、
せっかく広告費をアフィリエイターに払ったにもかかわらず
獲得したお客が質が悪かったらムカつくでしょ(笑)
そういう質の悪い顧客を獲得しないように
リスティングをNGにしてしまっているケースが多いです。
まぁ、そういう顧客を獲得した場合、
アフィリエイトの承認画面で
不承認にすればいいだけの話なんですけど
ある階級以上のアフィリエイターって
広告主の承認率が確認できちゃうんで、
あまりも不承認が増えちゃうと、
そういう優良アフィリエイターが見向きしてくれないので
あまりに不承認を増やすわけにもいかない・・・。
まぁ、そういう裏事情があって、
リスティングNGにしているわけです。
アフィリエイターが取れるリスティングNG案件への対策
まぁ、以上がリスティングNG案件の広告主側の意図ですが
「じゃあ、アフィリエイターはどうすればいいんだよ?」
ってことになりますよね。
もちろん、リスティングNG案件は無視するというのが
一番いいんですが、
扱える案件がそれしかなかったり、
また、そのリスティングNG案件がすごく魅力的だったりと
どうしてもそのリスティングNG案件を扱いたい時ってありますよね。
そういう時はどうすればいいか?
まぁ、広告でやるとしたら
・YDNやGDNなどのディスプレイ広告でやる
・Facebook広告でやる
といういわゆる検索型広告でない広告でやる手法が考えられます。
ディスプレイ型の広告って、
企業から見つけられる可能性低いですしね。
ただし、これする場合は自己責任でお願いしますね(笑)
あとは、グレーであるけどNGでない方法として
PPC広告でリストをとって
そのリストに対してメルマガアフィリでセールスする
という方法もあります。
その方法であれば、
あくまでも「メルマガアフィリ」でセールスしてるのであって
PPCアフィリをやってるわけではありませんので
セーフですし、
そもそも、そのメルマガの内容って
登録しないと見えないですしね。
編集後記
以上が、
「広告主から見たリスティングNG案件の意図」と
その対策だったのですが、いかがだったでしょうか?
あっ、あとよく塾とかで言われる方法として
「夜回し」や「地域外し」がありますけど
それ、結構危険ですからね。
ちなみに「夜回し」って
広告主が営業していない、いわゆるチェックできない時間に
リスティングNG案件を出稿するっていう手法ですが
マーケッターって年がら年中、自社の商品のこと考えてるんで
深夜とかでもたまに、自社の商品とかを
ネットで見たりしますからね。
あと「地域外し」も同様です。
これは広告主の営業範囲ではない地域で
リスティング広告を行う手法ですが。、
今、広告ツールで違うエリアについても
広告確認できるんで、
ちゃんとした広告主はそこまでしますしね。
なので、なるべく広告主の反感を買うような行動は
やめたほうがいいです。
せっかく、リスティング広告で広告費かけたのに
広告主の怒りを買って「全不承認」とか嫌でしょ(涙)
以上、今日は広告主から見たリスティングNG案件の意図についてでした。