これからの検索広告での戦い方

ノウハウ

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こんばんは、きよクマさんです。

今日はメルマガ読者さんから
質問をいただきましたのでシェアします。

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ご質問内容:
お世話になります。
Tと申します。

検索広告の件で気になることがあり、質問させていただきました。

PCでの検索広告の表示が少なくなり、入札単価の高騰が目立ちます。
最近PPCを始めたのですが、従来のノウハウ(情報商材など)で、地域名+商材などで大量出稿する戦略で、利益に見合う単価で出稿してもあまり広告が表示されないイメージがあります。インフォ業界でも検索広告よりもディスプレイ広告を押すような流れになっている気もします。

今後、検索広告で利益を上げるために、できることはありますか?

お忙しいところ申し訳ないのですが、よろしくお願いします。

=======↓↓↓↓回答はこちら↓↓↓↓=======

T様

初めまして!
リスティング初心者ナビのきよクマさんと申します。

この度は
ご質問いただきまして
誠にありがとうございます。

ご質問いただいた
「検索広告での利益の出し方」は
その時の状況ときどきで変わってくるため
非常に難しい問題ではあるのですが
僕なりの見解を書かせていただきます。

まず、検索広告において
Yahooの仕様変更で
従来のノウハウでの
広告表示が減ってきたということですが
これに対しては
T様がどういうスタンスで
今後PPCアフィリに取り組まれるのか
ということによって対策が変わってきます。

というのも
 ・今までの「地域名+商材などで大量出稿する戦略」
  を今後とも継続していきたいのか

 ・それともその戦略にこだわらず
  新しい手法でも取り組み可能なのか

その選択によって、当然
今後するべきことが変わってくるからです。

まず、
前者の
「今後とも今までの戦略で行う場合」
の対策についてお話ししますね。

この場合、
地道にアカウントを育てていくしかない
という回答になります。

例えば、
「広告文を改善して品質インデックスをよくする」
であったり
検索クエリを確認して
「無駄キーワードの停止」「お宝キーワードの発掘」
をするなどの細かいメンテナンスで
アカウントを良い状態にすることで
利益を出していくしかないと思います。

あとはサイトの質を上げて
広告の誘導数を上げていくとか
そんな地道な作業が必要になってきます。

また、確かに
T様が仰ったように
右側の広告がなくなったことにより
広告の表示機会は減ってくると思います。

ただ、右側の広告が表示されてた時は
「平均掲載順位は何位だったのか?」
というのを今一度確認されることを
おすすめいたします。

というのが、
例えば、その当時の掲載順位が
6位とか7位だったのであれば
ちょっと入札単価を上昇させることで
右側の広告がなくなったとしても
広告を表示できると思います。

ただ、
その当時が
10位とかその辺の
下の方に低単価で出されていたのであれば
多少入札単価を上げても
広告は表示されない可能性が高いでしょうから
そのキーワードはある意味
捨てるというのが最適解になるかもしれません。

このように
広告が表示されなくなる前の掲載順位は
どれくらいだったのか
ということを基準に
今後の方針を考えて上げましょう。

まぁ、
今で利益出るギリギリのラインの入札単価
というのであれば
捨てるしかないでしょうから
損益ベースを考えながらにはなると思いますが。

僕、
リスティング広告を5年やってきて思うんですが
所詮、リスティング広告って
「予算配分がすべて」なんですよね。

なので、
効果が悪いキーワードの予算を
効果がいいキーワードの方に回すといった
形で
「どこにどれだけお金をかけるのか」
「どこにどれだけの時間をかけるのか」
というのを日々、工夫していくしかありません。

あとは今と同じやり方で
今後とも広告を出していきたいというのであれば
もっと細分化していくしかないと思います。

例えば
今まで
「英会話教室 大阪市」
というキーワードで出稿していたのであれば
「英会話教室 大阪市 北区」とか
「英会話教室 梅田」とか
そういうさらにエリアを絞った形で
広告出稿するとか。

そんな感じで、極力
入札単価を上げなくてもいい方法
というのを模索していくといいと思います。

あっ、あとは
Yahooには
検索用のサイトリターゲティング」という機能があります。

この機能はYDNリターゲティングと同じように
サイトに訪れたユーザーにのみ
検索結果で広告を表示するという機能です。

例えば、
通常の人が
「英会話 梅田」で検索しても
Tさんの広告は表示されないけど
すでにTさんのサイトにアクセスしたことがある人が
「英会話 梅田」と検索すると
その時は広告が表示されるという感じです。

これを使えば
効果の高そうな人にだけ
広告を表示できるので
多少入札単価を上げても
利益率が高いリスティング広告の運用が可能になります。

あと、
Yahooでは
自動入札機能もあります。

この機能は
広告が表示されてなかったら
自動的に入札単価を上げて
広告を表示してくれるという機能です。

すでに効果が高いとわかっているキーワードに関しては
これを使っていいかもしれません。

このような形で様々な工夫をして
リスティング広告の効果を高めていくしかありません。

あと
2つ目の
「今までとは違うやり方」で
やっていくというのも1つの戦い方です。

例えば
ライバルが少ない「ずらし」とか。
あとは
これは検索広告ではないですが
検索広告に似たような使い方ができる
YDNのサーチターゲティングとか。

僕はこうやって
ライバルとなるべく戦わなくていい方法を
お勧めします。

っていうのが
結局、
リスティング広告って入札制なので
ライバルが多ければ多いほど
入札単価が高くなってしまって
利益が圧迫されてしまいますから。

なので、
極力
ライバルがいないところいないところ
っていうのを探しながら
PPCアフィリしていくっていのが
今後PPCアフィリで稼ぎ続けるのに
必要になってくると思います。

だから、そういう意味でも
ディスプレイ広告が主流になってきているのは
ある意味、当然かなと思います。

ただ、
ディスプレイ広告より検索広告の方が
効果は高いので
(その分クリック単価も高いですけど 汗)
検索広告を止めるのはもったいないと思いますけどね。

すいません、
ただただ長いだけの
答えのないメールになってしまって
大変恐縮ですが
以上が回答になります。

また何か不明点がございましたら
何なりとお申し付けください。

それでは
またメルマガでお会いしましょう☆

この度はご質問いただきまして
誠にありがとうございました!

きよクマさん

=======以上=======

まぁ、この方は
最近、Yahooの右側広告がなくなったことで
痛手を負った方のようです。

いわゆる大量出稿系のPPCアフィリの手法の場合
このお悩みは多いようです。

というのが
地域系の大量出稿が使えるような案件って
比較的、報酬が低いものが多いんですよね。

たとえば楽天のゴルフ場予約サイトGORAであれば
1予約で200円とかそんな感じなんで。
結局、入札単価を下げないと利益が出ないから
入札単価を下げて
検索結果の広告の右下(10位くらい)を狙う
というようなやり方が主となってしまうんですよね。

当然、右下の方にあると
クリック率は低くなるんですが
10000キーワードとか出してますから
1案件の利益が少額でも
合計するとそこそこもらえる
みたいな手法が多いと思います。

で右下をクリックするようなユーザーって
そこそこ探しているユーザーなんで
成約率も比較的高くなるから
利益率はいいと。


「思います」みたいな言い方をしたのは
僕自身が大量出稿系PPCアフィリをやっていないので
憶測でしか話せないからです。

で、この手法、その時は良かったんですが
yahooの右側広告がなくなったことで
かなり厳しくなった。

今までの入札単価では広告が表示されない、
で、無理に入札単価を上げて
広告を表示されると今度は利益が出ない。

あと、多分、
僕らのコンバージョン率、正確には広告誘導率
も右側にあっった時より
上部に表示される方が
そのやり方では悪化しているはずです。

おそらくですけど
大量出稿するようなアフィリエイターって
自分で大量出稿ができるわけもなく
基本、ツールでやってるはずなんで
まぁそのツール付属のテンプレを使って
サイトを作りますよね。

なので
あんまりサイトの作りこみをしてない、
で、上部にある広告をクリックするということは
比較的「気軽なクリック」が多いんで
サイトの作りこみをしていないと
あまり誘導率が高くならないんですよね。

しかも、同じテンプレでしょ。

じゃあユーザーからすると
例えば「ゴルフ場 兵庫」とかで検索した時に
広告の1位も2位も3位も同じテンプレのサイトが
表示されるわけですよね(汗)

広告が10個くらいあった時ならまだしも
3個とか5個しかないような状況なら
誘導率下がりますよね。

で、その方には
そのあとのメールでお伝えしたんですけど
僕自身、初心者にはあまり
大量出稿でのPPCアフィリを
オススメしておりません。

というのも、
多分初心者では
手間がかかりすぎるからです。

例えば
10000個の
キーワードとか、広告グループとか
あった場合に
仮にその中の1%が広告表示しても
100個ですよね。

その100個を
初心者がしっかりと
メンテナンスができるかというと
正直疑問です。

なので
一度設定したら
あとは放置みたいな
「ヤバい状況」になりかねません。

それであれば
もともと複数個の広告グループのみで
広告運用しておき
それらのメンテナンスだけに
注力する方がまだやりやすいと思います。

じゃあ、
きよクマさんは
大量出稿のやり方を完全否定するのか
というとそうではありません。

むしろ、
地域系案件であれば
大量出稿のPPCアフィリが
理想の売り方であるとも思いますしね。

大量出稿戦略って
本当に案件名で探している
「確度の高いユーザー」に
「ここから買える」というリンクを提供することで
ユーザーが買えやすいようする
というのが目的なんですよね。

例えば、
ゴルフ場の予約でいうと
「きよクマさんゴルフ場」を予約したいと思ったときに
どこから予約すればいいかわからない。
そういうユーザーに
「ここからなら予約できるよ」って教えてあげると
そのユーザーもイチイチ予約サイトを探す手間が省けて
ユーザーも助かりますよね。

このように
ユーザーが購入しやすい環境を作ってあげることが
大量出稿戦略の目的なんですよね。

で、当然
購入しやすい環境を作ってあげてるんで
クリックされやすい、
広告主のサイトへの誘導率も
案件名PPCと同じくらい高くなるので
収益が上がりやすくなる。

これはこれで理想ですよね。

だって、ゴルフ場を予約したい人とかは
すぐに地域名を打つと思うんで。

つまり、
「わざわざサイトで検索して
 ゴルフ場を探して」
という手間を嫌う人には
「直接ここで予約できますよ」
という手助けをしてあげることで
価値を提供してあげるわけです。

なので、そういう意味では
自分のアフィリサイトから広告主のページに飛べば
すぐに予約できる状況になっていることが
理想ですよね。

なのに初心者って
その本質を理解せず
「ただ単に大量出稿されていれば稼げる」
みたいな勘違いをしてしまい
アフィリのリンク先を
広告主の案件詳細ページではなくて
広告主のTOPページに全部飛ばしてしまう
みたいなミスをしてしまいます。

なので、
そういうユーザーの心理状況が理解できていないような
初心者の状況では
大量出稿はオススメしないという意味です。

あと、Tさんにもお伝えしましたが
PPCアフィリで初心者がやらなければいけないのは
効果計測です。

何が売れていて何が売れていないのか
売れていない原因は
自分のサイトにあるのか
広告主のサイトにあるのか
その辺りをクリアにしてあげないと
PPCアフィリで稼ぎ「続ける」ことは難しいと思います。

長くなりましたが、今日はそんな感じで終了にしときます☆

P.S.
よくメルマガ読者さんからの質問に答えていると
メルマガ読者さんから
「ご丁寧にありがとうございます、
 こんなに長いメールが来るとは思いませんでした」
と驚かれます。

まぁ、気を使ってそう言っていただけてるんですが
要は
僕のメールってダラダラと長いメール
なんですよね(笑)

もっとスマートにメールをかければいいんですが・・・
今日のメールも5000文字くらいになってしまいました(汗)

こんな変態的にメールが長い(笑)
きよクマさんに質問したい方は
こちらからどうぞ。

質問はこちらから

迷惑メールのように長いメールを
送りつけてやりますよ(笑)

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