高額商品は「悪」なのか

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おはようございます
ボナセーラ
リスティング初心者ナビ きよクマさんです。

今日のメルマガのテーマは
「高額商品は「悪」なのか」です。

今日のメールを読んでいただくことで
情報商材とかで
「このコンテンツ、高額だなぁ」
と思った際に
「なぜ、このコンテンツが高額なのか」の意味が分かるかもしれません。
(まぁ、ただのボッタクリの場合もありますがww)

ぜひご覧ください。

高額商品は「悪」なのか

高額商品ってよくありますよね。
特にこのネットビジネス。

だって「たかが個人が作った」
PDFや動画が数万円するんですよ。

ハリウッドが作った製作費数億円の映画が
1000円程度で見れるのに。

もしくは
塾という名のネット上のSNSが数十万円するんです。

このように、
高額の商品がある一方、
ココナラなどで
500円で買える商品もあります。

もちろん、
安かろう悪かろうみたいなところは少なからずあり
500円のコンテンツを買ったけど
知ってる内容ばっかりで
お金の無駄だったということもありますが
かといって
1万、2万する商品の中身がしっかりしているか
と言われたら
それは何とも言えませんよね 笑

値段と中身が似合ってない
商品なんかいっぱいあります 爆

そう考えたら
商品価格って安いほうが良いと思いませんか?

高額という値段のハードルで 購入者を選別することができる

もちろん僕も安い商品大好きです。

正月セールとか年末セールとかに、
すぐ飛びつくタイプですから 笑
(この正月もセールで数万円の商品買っちゃいました)

なので僕も安い商品大好きですし
また、
商品販売者としてのスタンスとしても
基本的に
「できるだけ安い価格にすることで
 できるだけ多くの人に手に取ってほしい」
という考えを持っているので
商品を安い価格で売ることには賛成です。

なので
一見、
「同じ内容であれば価格は安いほうが良い」
という風に思いがちなんですが
実は
コンテンツビジネスの世界って
そんな単純な世界じゃなくて
安いほうが良いと必ずしも言いきれない時がある
というか
必ずしもそう言いきれないことのほうが多いんです。

なぜかというと
高額という値段のハードルを作ることで
購入者を選別することができるからです。

意味が分かりにくいですよね。
ちょっと
「大学入試」というのを例に挙げて説明しましょうか?

大学に幼稚園児が入ったらどうなるか

たとえば
大学に入学するときって
大学入試がありますよね。

大学入試に合格すれば
その大学に入学できますし
大学入試に不合格だと
その大学で学ぶことはできません。

でも
ここで
「できるだけ多くの人が学びを受けられるべきだ!」
という主張をして
大学入試を撤廃したらどうでしょう?

大学に誰でも行くことができますよね。

でも、
それって本当に良いことなんでしょうか?

たとえば、入試がないことで
幼稚園の男の子がその大学に入学できますけど
その幼稚園の男の子、
その大学の勉強についていけると思います?

よほどの天才じゃないと無理ですよね。
そうなると
その幼稚園の男の子は
「なんだ、勉強って難しくて、面白くないな」と思って
勉強自体を辞めてしまうか

もしくは
その勉強についていけないことで
「あれ、僕、全然才能ないかも」
と自分に自信を無くしてしまい
これまた
勉強を辞めてしまう可能性があります。

幼稚園児は勉強の才能がなかったのか?

で、
この場合に聞きたいんですが
この幼稚園の男の子って
勉強の才能がないから、
大学の勉強についていけなかったんでしょうか?

大学の勉強が理解できない
イコール
幼稚園児の勉強の才能がない
ということになるんでしょうか?

違いますよね。
「今はまだ、そのステージじゃなかった」から
大学の勉強についていけないだけです。

もう少し、
年齢を重ねいっぱい勉強すれば
いずれ
その大学で学ぶ内容が理解できるようになりますよね。

コンテンツビジネスでも同様


コンテンツビジネスでも
これと同じことがいえるんです。

どういうことかというと
とあるノウハウがあるとしましょう。

で、
それはマーケティングの高等テクニックで
上級者がそれを学ぶと
ものすごく自分のビジネスに役立つとしましょう。

でも、
初心者にはそのテクニックの意味が理解できないと。

この場合、
このノウハウの書かれたPDFを
もし100円で販売して
誰でも手に取れるようにしたらどういうことが起きるでしょうか?

はい、
そうですね。

さっきの幼稚園児が大学に入った時と同じで

そのテクニックの意味を理解できない初心者が
「なんだ、このノウハウは。
 全然使い物にならないじゃないか」

怒り始めて、そのコンテンツに悪評がたちます。

僕の個人的見解としては
良い商品なのに
「○○ 詐欺」みたいな形で悪評がたっている情報商材って
だいたい、このケースが多いです。

つまり、
手に取るべきレベルじゃ無い人が、
その商材を手にしたことで
悪評がたってしまうケースです。

未来の可能性をつぶしてしまうことにもなる

また
こういうことも起こります。

「今、ネットですごい稼げると評判の
 PPCの教材、スペシャルPPCを買って実践したんですが
 私は全然稼げませんでした。

 ネットで多くの人が
 この教材で実績が出たと報告してるのに
 私だけ成果が出ないなんて、
 もしかして
 私、PPCアフィリの才能ないのかも」

と、PPCアフィリについて自信を無くしてしまうのです。

はい、
さっきの
幼稚園児が大学に行くケースをご存知の方は、
この原因がわかりますよね。

そうです、
その人にPPCアフィリの才能がなかったわけじゃなくて
今はまだ、そのステージじゃなかっただけです。

このように
安い値段で商品を売って商品購入のハードルを下げることで
将来、本来であれば活躍できたはずの才能をつぶしてしまう
という悲劇が起こるんです。

安い価格で売ることでlose-loseの関係が出来上がる

つまり
安い価格で売ることで

・内容が理解できない人まで手に取り
 「○○ 詐欺」と悪評がたつので
 販売者の不利益

・内容が理解できないのは
 今はまだ、そのステージじゃないだけなのに
 自分に才能がないと勘違いしてしまい、
 未来に花咲いたはずの可能性をつぶしてしまうので
 購入者にとっても不利益

という
win-winどころかlose-loseの関係になってしまうんです。

だから
「今はまだ、その商品を手に取ってはいけない人」
がいる限りは
その人が手に取れないようにハードルを上げる必要があり
ハードルを上げるという意味では価格が一番有効です。

なぜならば
価格を高額に設定しておけば
レターを読んで、
その内容や価値が理解できない場合に
「価格と内容があってない」という判断を
自分でしてくれて手に取らないからです。

これ
販売者側が「販売する相手を選ぶ
入試みたいなケースにすると
「あなたは、今そのステージじゃありません」

あえて1人ずつに言う必要がありますけど
これ、お互い気分悪いですよね 汗

教材販売者に
「あなたはまだ、そのレベルに達してません」
なんて言われたらイラっとするでしょうし
言う側も
相手からイラッとされて文句言われたら
それだけで疲れるでしょう。

しかも、それを何人も対応しないといけないですしね。

つまり商品を高額にすることが一番有効

なので、
購入検討者が
「今の自分では
 まだ
 この商品にこの価格の価値があるとは思えない」
という風に
自分で判断してもらうのが一番よいんです。

それによって買わないという判断をすることで
「買ったけど、内容が理解できなかった」という
「お金の無駄遣い」を減らすこともできますしね。

なので、
そういう
心理的ハードルというか、
お客の選別の
(買うべきお客に手に取ってもらい
 今、そのステージじゃない人は自ら辞退してもらう)
ためには
価格を高額するのが有効なんです。

ね、
コンテンツビジネスの世界では
値段が安いほうが良いと
必ずしも言いきれない時があるでしょ?

なので
あなたも
「この商品は初心者が手に取るべきじゃないな」
と判断したら
迷わず値段をあげていってください。

それが
最終的にお互いのためになります。

もちろん、多くの人に手に取ってもらうべきコンテンツもある

もちろん
全ての商品を高額にする必要がある
なんて言うつもりはありません。

多くの人に手に取ってもらうべきコンテンツもあるでしょう。

たとえば、初心者向けコンテンツみたいに
はじめの一歩を踏み出すための教材の場合です。

そういう場合は
多くの人に手に取ってもらいやすい価格帯に設定すべきだと思います。

でも、
逆に手に取ってもらってはいけないものは、
手に取りにくい価格帯にすべきかなとそう思います。

なので、
僕の結論としては
「価格をどうするかは、
 その商品のターゲット次第」だと思っています。

その商品を初心者に売るのか、上級者に売るのか
多くの人に手に取ってほしいのか、手に取る人を制限すべきなのか
そこ次第かなと。

ということで
今日は
高額商品が悪なのかというテーマでメールをお届けしました。

一つの参考意見として
あなたの参考になれば幸いです。

編集後記

「コンテンツの内容が客を選ぶことがある」
この辺が
コンテンツビジネスの難しいところですよね。

というのも
世の中の一般的な商品って
需要と供給
によって決まるじゃないですか。

商品供給量に対して欲しい人が多ければ
値段は上がるし
商品供給量に対して欲しい人が少なければ
値段は下がる。

でも、
コンテンツビジネスって
「無形商品」なので
自分で量を制限しない限り、
商品供給量って無限なんですよね。

なので
別の指標で価格を決めないといけないんですけど
その指標として
今回のコンテンツのレベルによって客を選ぶ
ということが行われます。

異質な世界だと思います。

だって、
普通の世界で
「今はあなたはこのレベルに達してないから
 この豆腐を買ってはいけません」
ということなんてありえないじゃないですか 笑

基本的には需要と供給だけです。

もちろん
プレミア感を出すために、
ブランディングで価格を上げるということもありますが
そういう富裕者層向けのビジネスじゃ無い限りは
基本、需要と供給で決まります。

でも、
コンテンツビジネスの場合は
一般人に対しても
需要と供給で決まらないんです。

おもしろいですよね。

こういう風に
いろいろな視点、背景から
世の中の事象を見ていくと
意外な発見があるものですよ。

ぜひ、あなたの意外な発見を聞かせてくださいね。

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