![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2019/01/OZP73_kensakekkawosetumeisuru20140321_TP_V-1024x682.jpg)
おはようございます、
ボナセーラ
リスティング初心者ナビ きよクマさんです。
今日は土曜日なので
ほのぼのと行きましょうか 笑
さて
今週なんですが
ニュースを見てて
「へぇ〜面白いなぁ」
と思ったことがあります。
それがこれです。
独自の求人サイト順調 名古屋市医師会が人材確保策
ちょっと
医療系の求人については
知見があるので
今回、その話をしたいと思います。
医師の採用手段
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2018/04/f54e898a388eb3e5b987a08ef6722b28_t.jpeg)
というのも
従来であれば
医師の採用って
・ハローワーク
・病院独自の求人ページ
・職員からの紹介
・大手求人サイトor人材紹介
の
4つしか選択肢がなかったんですよ。
で、
ハローワークと
病院独自の求人ページって
ほとんど応募がないんです。
バカにできないのが職員からの紹介
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2018/01/00_PP42_PP_TP_V4.jpg)
そして
意外にバカにできないのが
職員からの紹介、
つまり
その病院で働いている看護師や医師が
「知り合いの医師がここで働きたいって言ってるんですけど」
と
人事部長(病院の場合は事務長)に
話を持っていって
そこで面接が組まれて採用
というケースです。
これ
「ほとんどないやろ」
と思われるかもしれないんですが
年に数件は
普通に発生します。
で、
これが良いのって
離職率が低いんですよね。
というのも
紹介で入ってる以上
それで辞めちゃうと
紹介者の顔を潰すことになるので
ある程度働かないといけないじゃないですか。
なので
定着率が良いというのが1つのメリットになります。
が、
数がそこまで取れない
年に数件なので
メインの採用手法ではないわけです。
大手求人サイトがバカみたいに高い
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2020/02/S20170330010015_TP_V-1024x682.jpg)
で、
今まではメインの採用手法が
大手求人サイト
なんですが
これが高いんです。
求人サイトなんて
1ヶ月とかで数十万円するのが
ざらにありますし
しかも
求人載せたところで応募が来るかどうかは別問題。
そして
成果報酬型の人材紹介の場合
だいたい
年収の2割〜3割とられます。
医師ですからね。
はい、
年収2千万、3千万とあれば
紹介料は
はいそうですね
数百万レベルで発生するということです。
ここを狙ったホームページ会社が多発
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2020/02/MS458A2817_TP_V-2-1024x610.jpg)
なので
そこに目をつけた
ホームページ会社が
ここ数年、
病院に営業をかけまくっています。
どういう営業かというと
「人材紹介に金をけるくらいなら
貴院で独自で採用サイトを作って
そこに広告かけて採用活動しませんか?」
という提案です。
採用サイトなんて
金かけても100万円でしょ、
で、
それに月数十万円広告費をかけても
年間数百万なので
医師1名採用するのと変わらんわけです。
で、
これが
どうなってるかというと
大抵、こけてますww
そもそも提案が採用されないことが多い
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2019/04/ffb5355d2714930cfec9100a255442f7_t.jpeg)
1つは
そもそも、この提案が採用されない
ということです。
というのが
だいたい
病院の事務長って
50代・60代なんですよ。
なので
ホームページ打つくらいなら
新聞に広告うつわ
という人が多く
ネットの価値が理解できてないんです。
スマホで見やすいホームページを作りましょう
なんて言っても
手で拡大すりゃ小さい文字でも見えるやん
っていって
なかなか
ホームページやネット広告の重要性を理解してくれません 笑
なので
まず、そもそも導入に苦労するんですね。
そして導入しても、たいてい失敗している
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2020/02/kuchikomi1214_TP_V-1024x682.jpg)
また
導入しても
大概が失敗する結果に。。。
というのも
大抵のホームページ会社が
バカなので 爆
1ステップ、
つまりダイレクトで求人を募集しようとするんですよ。
飛び先のランディングページで
「応募はこちら」って
そんなん応募するわけないし みたいな笑
ちゃんとリストをとって
そこで
病院の良さなどを伝えていって
「個別説明会」
のようなところに落とし込めば
コンバージョンするのに
そうじゃなくて
いきなり「応募はこちら」にするんですよね。
なので
そういうこともあって
大抵が失敗する。
その結果、さらに不信感を抱く結果に
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2017/09/LIG_mimokokoromoboroboro_TP_V-1024x683.jpg)
そして
失敗した挙句、どうなるかというと
もともと
不信感を持ってたwebが
失敗したものだから
「やっぱりネットはダメだわ」と
さらに不信感につながる
つまり
また
「もうネットやらない!」
という期間が増えるわけです。。。
もう、ここまでいくと
紹介会社漬けになってしまうんですよね。
医師は連絡が取りにくい
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2016/11/TC160130090I9A6530_TP_V-1024x682.jpg)
あっ、
そうそう
あと
そもそも
看護師と違って
医師はネットに反応が薄い
と言われています。
というのは
普通
看護師なら
ネットで情報提供したり
応募があってから
電話したらすぐに出てくれたりするんだけど
医師の場合は
忙しすぎて
当直の合間とかに応募するので
電話にも出れないし
情報提供も暇があるときしか見れない
だから
そもそも
医師とは連絡がつきにくい
とも言われてるんですよね。
マーケティング的な視点で興味がある
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2020/02/kuchikomi916_TP_V-1024x682.jpg)
なので
今回
こういう風に
大手メディアに頼らなくても
人材確保できる手段があることは
個人的には大変喜ばしい
と思う一方
どうやって、ここに集客してるんだろうな
という
マーケティング的な視点から興味があります。
だって
応募が522件も来ているらしいですよ。
明らかに
何かしらプロのマーケッターがやってないと
この結果はおかしいと思うんですよね。
今年の1月に開設したって書いてるので
それを考えたら
3ヶ月で500件超えなので
すごい応募数ですよね。
ということで
何をやってるのかの仕掛けが
超気になる
ニュースをシェアしました。
編集後記
![](http://listing-knowhow.net/wp-content/uploads/2020/02/gorimepresetV8.jpg)
ちなみに
この流れで
「なぜ、医療系の人材紹介は金になるのか」
というのを
取り上げたかったんですが
さすがに
すでに3000文字超えのボリューミーなので
また今度にします。
先に
答えをチラッと書いておくと
「人がいると医療機関が儲かるから」
です。
もう少し書いておくと
ってか
ほぼこれが答えなんですけど
看護配置と診療報酬
薬剤師と処方箋数
この辺が関係してきます。
まぁ
また
今度のどっかの土曜日にでもお話しします 笑
ということで
良い土日を!